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ダテカヨコさんの展示はじまりました! 今回も素敵な作品がたくさん届きました。 是非お立ち寄りくださいませ。 5月にベルリンに行かれたダテさんに 作品の飾り付けをしている時に、旅のお話を伺いました。 小澤征爾がタクトを振った演奏を聴きに行かれたとの事。 “曲は、何だったんですか?” “あ、それは分からないんですけど...” “どこのオーケストラだったんですか?” “そんな有名じゃないとこだと思うんですが、涙が出る程感動しました” ...小澤がそんなマイナーなとこで振るか?... “なんて名前?” “ベルリンフィル” ...ダテさん、世界最高峰です... やっぱり一流は心に響くものが違うんでしょうね。 私もちょこちょこコンサートに行きますが、 今まで行った中で、この人はやっぱり世界の一流と思ったのは ホセ・カレーラス。 10年以上前の事ですが、イタリアに行った時 ボスニア・ヘルツェゴビナの紛争が激化していた時期で 紛争の終結を訴える、大規模なイベントがローマで行なわれており 有名人がローマの町にうじゃうじゃいる状態でした。 私もクラウディア・シファーとナオミ・キャンベルに会ったよ。 イベントは、テレビで放映されていて、ホテルで見てたのですが 3大テノールも参加していて、ドミンゴと、パバロッティにうながされ カレーラスが突然無伴奏で“フニクリフニクラ”を歌ったのですが 脳天を突き抜ける感動でした。 フニクリフニクラですよ。 まさかあの曲であんな感動するなんて思いもしませんでした。 それ以降、機会があればカレーラスのリサイタルに行きたいと思ってたのが 2005年の兵庫県立芸術文化センターのオープンの際に ホセ・カレーラスのリサイタルが行なわれると知り、 行こう!と思ったのですが、一流のチケット代¥28000に加え、 ローマでの感動から10年の歳月が流れ、カレーラスも60代。 あの時のように歌えるのだろうかと思ったら即決出来ず、 チケット発売から数日を過ごしてしまいました。 そうしたら、たまたまテレビで歌う北島三郎を目にし、 サブちゃんがこの年でこれだけ歌えるんだから、カレーラスも大丈夫だろうと、 思い切ってチケット取りました。 本当に素晴らしいステージでした。 最初っから最後まで、膝の裏から頭の先まで鳥肌立ちっぱなしでした。 一曲歌い終わるごとに、ピアノに置いてある真っ白のハンカチで そっと口をおさえはるんですが、それがまたエレガントでね〜 隣のおば様達、ずっと“素敵ね〜素敵ね〜”って言ってたな。 アンコールは10曲以上歌ってくださったし、 最後はほとんどの観客が席を離れステージまで詰め寄り 写真撮りまくってたけど、何にも問題ないよ、って感じで 隣のおば様達も、仕舞には“ええ人、この人ええ人やわ〜”って言ってはりました。 折角なので今日は3大テノールが競い合うように歌ってる映像で。 荒川静香のお陰でメジャーになったNessun Dormaです。 パバロッティはこの世を去り、 先日新聞記事でカレーラス、オペラ引退を知りました。 リサイタルは続けるそうなので、機会があればまた行きたいな。 ついでだからスーザン・ボイルで大騒ぎだったBritains Got Talentの 昨年の優勝者ポール・ポッツの映像とともに。 彼もNessun Dorma歌ってます。 でもやっぱり3大テノール、格が違います。 雑貨店カナリヤのHP→www.zakkaten-kanariya.com
by zakkaten-kanariya
| 2009-06-03 19:45
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