
桃太郎こけしです。
どう見たってクルミから生まれてますが、ここまではっきり“桃”と書かれれば、
「はいそうですか」と認めなきゃしょうがありません。
ま、漢字で書けば“胡桃”ですからね。

こちらは浦島太郎。
こけしじゃありません。こけしじゃありませんが、こんなのも引っ括めて
集めてるんです。
太郎さんが乗ってる亀は銀杏細工で、手足がジタバタします。
こけしは、伝統こけし、近代こけし、商業こけしの3つに分類されます。
私が集めているのは、商業こけしです。
正統であるが故に、全く隙を見せない伝統こけしに対し、
基本を踏まえつつも多様に変化し、隙だらけ、且つなんでもありの商業こけし。
そこに、器用で、独創的な、日本人のもの作り魂が垣間見えるのです。
なんちゃってなー。
いつの間にか見かけなくなりましたが、昭和50年代頃までは、
お土産のチャンピオンとして、確固たる地位を築いておりました。
頒布会(今で言うところの月刊カタログ販売)では、数万人の会員を擁し、
一大産業として発展していきました。うそじゃないよ。
今でもおじい様や、おばあ様のお宅にひっそりと存在しているこけし達は、
その時代の残照なのです。
時代の流れに取り残されて行く商業こけし達に、今一度、
やさしい光を当ててやろうではありませんか!
で、三大日本昔話の3つめって?
桃太郎、浦島太郎とくりゃ、金太郎でしょう。
...ごめんなさい。持ってません。
これがコレクターの屈辱 p(>_<)q
しょうがないから西郷どんで。
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